かぜひきまsita .

 三連休の後、かぜひき。
 原因は明け方までモンハンやってたことかと。
 もう年なので、無理しません。


 渋谷の人形ギャラリー「マリアの心臓」、行ってきました。
 良かったです。
 天野可淡作品集、買いましたー。
 この大きさが良いなぁ、と思って買ったのですが、意図あってのことなのねー。
 80年代の人形だけど、古くないわ。
 っていうか、思っていたよりラブリーでした。


 可淡自身による展示会、見てみたかったーと思います。
 マリアの心臓の展示、良かったのですが、なんか未完成というか。
 オリジナルの修復者がいないので、朽ちていくドールのその後が垣間見えてしまって切ない。
 作品集には「人形は死を禁止されている」って書いてあったけど、死なない代わりに朽ちていくのかな。
 「マリアの心臓」にあったドールは、作品集と同じドールではあるんだけど、すでに違う雰囲気を備えてしまっております。


 母を見失った迷子みたいな?
 可淡がもういない、っていう情報を知っているから、そう見えただけかもしれないけどね。


 綾辻行人先生&辻村深月先生対談ですが、会場が仄かに寒かったです(そういう感想?)。
 あ、もしかして風邪の前兆だったのか。
 まあ、どうでも良いけど、対談は終始『暗黒館の殺人』について。
 なんでこんなに暗黒館のことばっか話すんかなぁ、って思ってたけど、『暗黒館文庫化記念対談』だったんですよ。
 途中で気がつきました。
 辻村先生が深ーい、これぞファンの鑑! っていうような冴えた質問をばんばんするので、なんか、私暗黒館について完璧に分かったような気がするよ……。
 辻村先生、ありがとん。
 最初、とても無口に見えた、あれは幻でした。


 あとはー、そうだね…最後の綾辻先生の鬼気迫るお話は、ずどーんと来ましたよ。
 物語を書き繋いで行かなければならない、っていうのは、本当にそうですね。
 特に綾辻先生は過去の大先生と面識がおありだから、そういう思いに駆られるんだろうな。
 (書き手側に)来てください、と行った時、行きたいよ〜と思った人、たぶん多数。
 創作している人にとっては心強いお言葉だったろうな。
 「おもしろくなきゃ駄目だけど」的な発言は、さすが綾辻センセイ。と思いましたが。


 おみやげは、クリアファイル。
 これはここだけのグッズなのかしらー。
 「ダリアの祝福を。」クリアファイル。
 これはお宝です。