* 忘年会

 今日は東京駅近くで忘年会をしてきました。
 カゼ……は、騙し騙し(汗)。だって、ただ食い〜(意地汚いなぁ)!!
 で、この忘年会には我が○○会計部(特殊な部なので伏字)と、うちの会社の資金課、本店の資金課と資金企画という、毎日ころころ数字を転がしている人たちが集結しました。
 営業さんの忘年会とかに較べたら穏やかなものだったんじゃないかなぁ。
 で、カゼにも関わらず食べさせて頂きました……。これで明日は問題なし!
 月末に向けて立て込むので、頑張ります。


 あと、忘年会の前に八重洲ブックセンターに立ち寄って、『このミステリーがすごい!』と『本格ミステリ・ベスト10』を買ってきました。
 はっきり言って今年出た本! とか思って本を読んだことが無いので、99%は読んでいません! えっへん(情けな〜)。
 だいたいどの辺が読まれているのかな? とか、ミステリの現在の傾向とかを知るために買っています。
 『本ミス』、来年はネット投票に挑戦しようかなぁ、と一瞬思いましたが、本格の基礎がない私に評価はできないんじゃないかと(涙)。『本ミス』より『このミス』の方が間口も広そうだし敷居も低そうだよね。『本ミス』への道は遠いよ……。


 あと、気になった内容は、廣澤吉泰さんのコミケコラム。どうしてもねぇ。気になる。
 このコラム、毎回「コミケにおけるミステリFCの動向」ってのを載せてくれているのだけど、最盛期に較べてなんと数の少なくなったサークルよ!
 私はこれが本当に嫌でねぇ。
 何が嫌かって、同人誌を作るサークルのうち、結局ミステリが好きなサークルなんて、ほんの一握りなんだっていうのが分かって。
 ミステリの同人誌をやっている人たちは、ほとんどが設定が好きっていうサークルばかりだったんだと思う(特にBLサークル)。二次創作がしやすいだ、キャラクターが魅力的だっていう。ミステリなんてあんまり問題じゃなかったのよね。
 廣澤さんが書いておられた「御手洗潔を知らんが……」っていうのも同じようなもので。その人にとってはミステリではなく西尾維新が重要なだけで、ミステリとかいうジャンルは、重要じゃない。流行の服を着てファッションを研究しないのと同じです。
 まあ、それもいいんですけどね……。
 私はお友達になりたくないタイプ。あとでジャンル替えされてがっかりするのが、目に見えているから。
 だから、私はコミケのミステリジャンルにあんまり良い印象がありません。
 私はイラストも描くし、ミステリも読むから、本当は仲良くしたいんですけどっ。


 で、余談ですが、試しに私も本サイトで火村シリーズの4コマに挑戦してみましたよ。
 まあ、確かにキャラクターとしては動かしやすい……です。仲の良い中年二人とか、影のある設定とか。
 だがしかし、その設定で漫画を描くなら、なんかこう、ミステリへの愛っていうのも表現してほしいかと。設定だけ盗んで終わり、はあまりにヒドイじゃないかと。
 で、結局私が理想とする二次創作っていうのがようやく分かって。
 それは、喜国雅彦さんの漫画です!!!
 私はこれを求めていました、って『メフィストの漫画』を読んで膝を打ちました(笑)。


  まあ、一時期に較べると、コミケの火村シリーズファンもだいぶ厳選されて、良い読者ばかり残ったと思いますけどね……。私はいつまでもこういうファンが付いていてくれればなぁ、と思います。


 長くなりましたが、私が長い間葛藤してきた案件だったので、熱くなってみました……。
 ということで、今後の本サイトの「Image」には、目指せ! 喜国さん! というような漫画を置いていきたいな、と思っております♪
 BLはやっぱりオリジナルに限ります〜。