* 七夕
今日は七夕ですね。
が、今年も曇ってますね。。
七夕は特に何もしないのですが、先日、名古屋で観覧車に乗ったとき、奇しくも短冊に願い事を書くイベントに遭遇しました。
短冊に願い事を書くのって、久しぶり。
なんて書いたかって?
ストレートに仕事のことを書きました! 我ながら現実的だと思うけど、切実な願い事だったりします。(^^;)
そんな職場では、入社以来同じ船種を担当し、とてもお世話になった先輩が、本店会計部に栄転となりました。
連結会計部と並んで、我が社の花形だと思っている部署なので、羨望です。
ちなみに私がいる部署は、船主の会計をやっています。
船を持っている海外子会社のオーナー的なお仕事。
毎月どんな感じでお金が回っているのか丸分かりなので、おもしろいですよ。
ミステリ。
『月の扉』読み終わりましたよ。
なんていうか……うぅーん、「あぁそう……」みたいな感じ!?
とても丁寧で読みやすい文章なのですが、全体的に平坦な印象。
山場はあるけど、いまいち盛り上がりに欠けるというか。ぶっちゃけいろいろな予想が付いちゃったんだよね!
でも、おもしろかったのは探偵役の作り方。
ちょっと特殊なのですよね。
え? こいつ? こいつ探偵役でいっちゃう!? みたいな……。
とても現実に即していて、まあ、現実に起きたらこうなるだろうなぁ、という書き方なのですが、それが逆に自然すぎて心に引っかからなかった、という欠点もアリ。
石持作品に慣れていったら、気にならないところかもしれないけれど。
ラストの某登場人物のやらかしたことについての解説は、この本の中だけの理論だけれど、良かった。
ラストは良いね! ドラマ的で。。
ちゃんとした感想は本サイトに置いときます。
私は思うんだけどさ、小説って、何かひとつだけでも、魅力的で輝いているものがあれば、人を惹きつけるよね。
その何かひとつを作り出すのが大変なんだろうけど、それは有機物である方がより良い気がする。
綾辻先生の館なんかは一見、無機物のようで、実は生きているじゃん。
ぶっちゃけトリックがものすごいものでも、他の有機物が魅力的でなかったら、あんまり印象に残らない気が。
え? そんなことはない!?
っていうか、私あんまりトリックには拘らない人っぽい。最近気がついたけど。
そりゃ、『斜め屋敷』くらいのが出てきたらブラボ〜!! って言うけど。
↓。斜め屋敷。これすごいよね……。超面白かったよ。キャラクターも設定もトリックも。
読んだ人みんなの脳内にあのトリックの映像がよぎったかと思うと、笑える……(^_^;)
しかし、超真面目なトリックなんだよね!
当時は、これ読んで以降しばらく御手洗シリーズを読み漁ってました。
そういや、最近のミステリ読んでる若いコって、御手洗さん知らないんだってさ。もつたいない。
- 作者: 島田荘司
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